手取り月12万円、夜は居酒屋でダブルワーク 現役保育士の過酷な労働事情

キャリコネニュースさんへ寄稿させていただくこととなりました!

記念すべき第1弾は保育士問題。

女子SPA!さんでも取り上げさせていただいたテーマですが

別の保育士さんへお話を伺っても同じような過酷な状況が浮き彫りとなりました。

手取り月12万円、夜は居酒屋でダブルワーク 現役保育士の過酷な労働事情

待機児童問題が深刻化している。その要因の一つが保育士不足だ。低賃金で長時間労働という過酷な労働環境のために、資格を持っているにも関わらず、保育士として働くことを諦める人も多い。 保育園勤務3年目の三井佐知子さん(仮名)は「子どもの笑顔だけでは乗り切れなくなっています」と語る。今、保育の現場は一体どうなっているのか。現役保育士に聞いた。(取材・文:千葉こころ) 持ち帰り残業に休日の研修、激務とストレスで7キロ痩せる もう続けられません 子どもの人数で保育士の数が決まる保育の現場。佐知子さんの勤める保育園では、パートを含む20人ほどの職員がシフト制で子どもをみている。でもこれは最低限の人数だという。 「ケガや事故を未然に防ぐため、片時も目を離せません。その中で、基本的な生活習慣を身につけさせたり、子どもの発育段階に合わせたカリキュラムを組んでしつけや学びを促したりと、年相応の力を養う指導もしています」 元気に走り回っているだけに見える外遊びの時間さえ、「季節を肌で感じる」「外遊びのルールを身につける」などの狙いがある。そして、それらを「指導計画」として事前に作成するのも保育士の仕事のひとつ。また、毎月のクラス通信、園での様子を保護者と共有するための連絡帳、子ども一人ひとりの発達記録など、デスクワークも多い。 「うちの園はすべて手書きがルールなので、書類作成だけでもかなり時間がかかります。でも、職員の数がギリギリで現場から離れられないため、自宅に持ち帰らないと書き終わらないんです。お遊戯会の衣装直しや運動会の小道具づくりなど、イベントの準備もほとんど持ち帰りですよ」 表向きは残業禁止となっているが、「持ち帰りが当然のムードがある」のだそうで、帰宅後も仕事に追われ、ほとんど眠れないまま出勤時間を迎えることも多いという。 ほかにも、休日に研修がおこなわれたり、時間外に保護者から相談を持ち掛けられたりと、保育以外の業務が山積み。 「それでも頑張れるのは、子どもたちの成長が嬉しいから。でも、保護者からの理不尽なクレームや、先生同士の陰湿な嫌がらせなどメンタル面の負担もあり、激務とストレスから入社1年目に7キロも痩せました」 3年目になっても基本給は上昇なし、「月収20万円で勝ち組」という感覚

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